2025/10/7 14:27

10月6日「試合続行不可能と判断」大ブーイングと怒号が飛び交う事態に

怒り

10月6日に行われた新日本プロレスの後楽園大会が、およそメインイベントとは思えない光景だったようだ。

IWGPジュニアヘビー級選手権試合が組まれ、王者エル・デスペラードと前王者DOUKIが対戦。今年の1・4東京ドーム大会で戦った際には、王者DOUKIが試合中に負傷して王座陥落。リベンジマッチをファンは楽しみにしていたが、白熱した技の攻防が見られたのは、試合の中盤あたりまでだったとのこと。

ヒールユニット「ハウス・オブ・トーチャー(H・O・T)」のSHOがDOUKIに加勢。リング内外で大暴れすると、レフェリーが巻き込まれて場外でダウンしている間に、DOUKIが王者に関節技のイタリアンストレッチNo.32(ジャベ)で決めにかかり、SHOが凶器の鉄板攻撃でトドメを刺したという。

状況を理解していないレフェリーがリングに戻ると、悶絶しているデスペラードを見て試合続行不可能と判断し、レフェリーストップ。まさかの結末に、会場は大ブーイングと怒号が飛び交う事態となった様子。

しかし、最悪のバッドエンドだけに不満があるわけではないようで、格闘技ライターは

「これまでもH・O・Tの傍若無人なファイトはありました。それがお決まりのパターンで、飽きているんです。毎回レフェリーがダウンするのも、失神芸と揶揄される始末。それがメインイベントのタイトル戦で起きたことで、観客の不満が爆発する形となりました」

と語る。

セミファイナルの上村優也とYuto-Iceの試合が大盛り上がりしただけに、そのギャップもあって、配信で見ていた新日ファンの間でも酷評祭りに。怒りの矛先は、棚橋弘至社長にも向けられたという。

昨年6月の会見で、H・O・Tの反則行為を厳しく取り締まる指針を発表。さすがに目に余るとして「乱入があった場合は、現場で体を張ることも考えています」と言い切っていたといい、前出の格闘技ライターは

「ユニットを名指しで批判するのは業界でも珍しくて話題になったのですが、結局、見て見ぬフリで放置したまま。それが今回の結果を招いたのであり、棚橋社長が批判されるのは当然でしょう」

とも話していると「アサ芸プラス」が報じている。

【新日本プロレス】タイトル戦で「またお決まりパターン」H・O・T大暴れとレフェリー「失神芸」ヒドイ光景に観客怒り | アサ芸プラス【新日本プロレス】タイトル戦で「またお決まりパターン」H・O・T大暴れとレフェリー「失神芸」ヒドイ光景に観客怒り | アサ芸プラス

編集者:いまトピ編集部