2025/10/13 18:40
戦力外選手は「宝の山」他球団なら十分に戦力

凄腕のリリーフ投手が市場に出て、大シャッフルになりそうである。プロ野球FA戦線では楽天の則本昂大とオリックス・山岡泰輔が、今オフの目玉となる公算が大きくなってきている。
「則本、山岡どちらも巨人などの在京球団が獲得に乗り出すようで、獲得調査を進めています。宣言すれば大争奪戦になりますね。どの球団も安定した中継ぎ投手は1枚でも2枚でも欲しがっていますから」
則本は今季56試合に登板して3勝4敗、16セーブ、防御率3.05だった。本人はメジャー希望をチラつかせているが、大目標は「通算100勝・100セーブ」という球史に残る大記録達成だ。「師匠」の田中将大がいる巨人は、最有力の移籍候補先である。
山岡は海外オンラインカジノを利用したコンプライアンス違反の処分をめぐって、オリックス球団とギクシャク。今年は41試合に登板して5勝3敗、16セーブ、防御率4.25だった。則本と山岡はどちらも技巧派でセ・リーグ向きだ。
戦力外組では元ソフトバンクの又吉克樹、武田翔太、元西武の平井克典、元ヤクルトの山本大貴、元DeNAの三嶋一輝が、まだまだ年齢的に稼働できそうである。
「掘り出し物ばかりですね。サイドハンドの又吉は馬力があり、ワンポイントでも使えます。層の厚いソフトバンクの戦力外選手は宝の山と言われていますし、他球団なら十分に戦力になるでしょう」(セ・リーグ球団関係者)
他にも阪神のリリーフ岩貞祐太がFA行使を検討しての移籍がウワサされている。球界「中継ぎ大シャッフル」の結果に、野球ファンは驚くことになるのだろうかとアサ芸プラスは報じている。
編集者:いまトピ編集部