2025/10/14 09:06
新『ドラマ』絶対にコケられない、制作費は6000~7000万円で大河並み。

2025年度後期のNHK朝の連続テレビ小説『ばけばけ』がスタートした。
明治時代の松江を舞台に、怪談を愛する小泉八雲と妻セツがモデルの、夫婦の暮らしを描いた異色の設定だ。
初回は世帯視聴率16.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録し、前作『あんぱん』を上回る好スタートを切ったが、NHK局内には緊張が漂っている。
その理由は、「絶対にコケられない」宿命を背負っているからだ。
背景にあるのが、新アプリ『NHK ONE』。従来の『NHKプラス』を大幅に進化させ、ニュースや動画、ラジオ配信まで一つのアプリで楽しめる、NHKが将来のキラーコンテンツと位置づけるサービス。
その看板に据えられたのが『ばけばけ』。浸透していないアプリを朝ドラで世に広めようというのだ。
「経営幹部は『NHK ONE』に懸けている。『ばけばけ』が話題になってくれれば、アプリへの誘導が楽になるというわけです。
地上波で朝ドラを放送し、見逃したらアプリで…という流れを日常に定着させること。
つまり『ばけばけ』は、地上波とアプリの共有役を担う実験台。だからこそ、演出もキャストも通常以上に力を入れた」(制作関係者)
『ばけばけ』には北川景子や堤真一、吉沢亮など大河ドラマの主演級が顔を揃えている。
「『NHK ONE』のPR込みということで制作費は通常の1.5倍。週6000~7000万円と大河並みの資金が投入されています」(テレビ局関係者)
と、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部