『鉄腕DASH』リチャードの「穴を埋めた」メンバーに批判の声

苦境に立たされるAぇ! groupと対照的に順調そのものに見えたtimeleszに、思わぬ批判の声が集まっているようだ。
Aぇ! groupといえば、10月4日早朝に草間リチャード敬太が東京・新宿区のビルの出入口付近で下半身を露出して公然わいせつの疑いで逮捕・送検され、6日に釈放されている。父がアメリカ人で京都出身という、その存在感から、昨年5月のCDデビュー前から「Aぇ! groupの目印」を自負してきたリチャード。関西ジュニア時代の2019年に、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属タレントによる人気バラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ系)のセミレギュラーメンバーに抜擢されたが、今回の不祥事で出演は見合わせることになったとのこと。
10月5日放送回では過去の映像が再放送され、10月12日放送回は、Travis Japan・松田元太が新宿でカカオ栽培に挑む計画と、timelesz・松島聡が新宿の屋上でぶどう栽培をスタートさせる2本の撮りおろしだったが、これが批判の火種に。というのも、松島が新たな仲間として迎え入れたのは、同グループメンバーの篠塚大輝だったからだという。
篠塚は、今年2月に終了したNetflixシリーズのオーディションドキュメンタリー「timelesz project -AUDITION-」で合格した追加メンバーで、一橋大学経済学部に通う現役の大学生。ひと昔前なら、旧ジャニタレントが学業とアイドルを両立させることが当たり前だったが、この数年はデビューグループが高年齢化しているため、二刀流が激減。篠塚は稀有な存在だが、今回は「ゴリ押し感」が否めないとの声がAぇ! groupファンから相次いでいるという。
timeleszは今年下半期、オーディション組が躍動。猪俣周杜は10月に、バラエティー「ニカゲーム」とドラマ「パパと親父のウチご飯」(いずれもテレビ朝日系)が同時期に始まり、橋本将生は、初の主演連ドラ「ひと夏の共犯者」(テレビ東京系)がオンエア中。寺西拓人はアリナミン製薬の「ベンザブロック プレミアムDX」のテレビCMにグループから単独で起用され、12月5日に初の主演映画「天文館探偵物語」を控えるという。また、同作に友情出演する原嘉孝も、12月19日に初の主演映画「初恋芸人」が全国ロードショーされるようだ。
そんな中、学生という立場上スケジュールに規制がかかる篠塚はレギュラー0本だったが、12日の「ザ!鉄腕!DASH!!」に続き、翌13日には18時半から原と「復活!!8時だョ!全員集合」(TBS系)に、21時半から同局の「timeleszの時間ですよ」に連続出演。同番組は、timeleszにとってTBS系初ゴールデン・プライム帯の冠番組。早々にXで日本トレンド1位、世界トレンド2位に立ち、改めて人気の高さを立証したという。篠塚は番組内で、サンリオピューロランドと原宿のクレープショップに出没して、顔バレする時間を当てるクイズに登場。長尺でオンエアされたとのこと。
「長い下積みの末にようやくデビューできたのがAぇ! groupですが、対極にいるtimeleszの新規メンバーの中はみな、どんどん注目のコンテンツに出演を決めている。追い打ちをかけるように学生ということで、露出が少なめだった篠塚が『ザ!鉄腕!DASH!!』でリチャードがいなくなった『穴』まで埋めたような出演で、一気に目立ち始めた。Aぇ! groupファンは悔しい思いでいるようなんです」(エンタメライター)
デビューイヤーにCM、地上波冠レギュラー、ゴールデン進出、Netflix、ドラマに映画を制したtimelesz。Aぇ! groupにとっては確かに、「ええ環境ではない」かと「アサジョ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部