紀平梨花、アイスダンス転向へ「リンクに立つのは約3年ぶり」

フィギュアスケート女子2018年GPファイナル覇者の紀平梨花(23)が、来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪出場を懸け、驚きの一発勝負に出る。
紀平は9月29日、自身のSNSを更新し、アイスダンス挑戦を表明したのだ。
「’21年に疲労骨折した右足首が完治せず、9月の中部選手権の出場エントリーを取り消していました。中部選手権を勝ち上がらなければ、ミラノ五輪の日本代表最終選考会を兼ねた12月の全日本選手権には進めません」(日本スポーツ協会担当記者)
中部選手権の欠場が決まった時点で、紀平のミラノ五輪出場も消滅したかにみえたが、実はその可能性はゼロにはなっていなかった。
「シングル」では出場できないが、アイスダンス代表の選考会であれば、エントリーは可能なのだ。
「アイスダンスであればジャンプがなく、着地の際に生じる痛みが出ないので、右足首を気にせず思う存分滑れる」(同)
「フィギュアスケートの選手寿命は短く、25歳の坂本花織がミラノ五輪での引退を表明したくらいです。紀平も’30年の次回フランス冬期五輪出場は未知数です。
紀平の才能を埋もれさせたくないスケート関係者たちが、夏ごろからアイスダンス転向を勧め、紀平側の関係者が西山がフリーになったことを知って、ペア結成を打診しました」(大会関係者)
紀平がリンクに立つのは’22年9月の中部選手権以来、約3年ぶり。11月1日の西日本選手権が“ダンサー紀平”のお披露目となる予定だ。
ここで勝ち上がり、全日本選手権で好成績を残せばミラノ五輪出場の道も開けてくる。
「すでにショート、フリーの演技も完成しています。とても急造ペアとは思えないほどです」(同)
紀平が大逆転で今冬のウインタースポーツの主役となるかもしれないと、週刊実話WEBが報じている。
編集者:いまトピ編集部