「シティポップ界のネクストブレイクはこのユニット」新作がとんでもない…

フレネシと同じく、乙女音楽研究社所属の音楽ユニット、blue marbleを前身とする、ショック太郎率いる無果汁団がこの度ニューアルバムを発売します。タイトルは「ナサリー」。2025年10月24日発売となる今作には、表題曲の「ナサリー」含む全10曲が収録されます。
無果汁団とは、音大卒のショック太郎氏&とんちゃんの楽曲制作チームに女性シンガーを迎えた3人編成のポップミュージックユニット。ハイペースで珠玉の作品を世に送り続ける彼らですが、今作はこれまで以上にネクストブレイクの可能性を秘めた名曲揃い。
さて、そんなわけで、blue marble時代以来10数年ぶりとなる対談を本連載で実現。当時はTRASH-UP!!というカルチャー誌でもショックさんとの対談方式で連載していましたが、その頃の雑談トークを彷彿とさせるやりとりの一部始終を、皆様にもお見せいたしましょう。
■ 制作のペース、早くない?
―――フレネシ(以下フ):はい!ではでは、対談、宜しくお願いします!
ショック太郎(以下シ):よろしくです。
―――フ:まずは新作「ナサリー」についてうかがいます!
シ:取り上げていただいてありがとうございます。敬語笑
―――フ:笑 気楽に行きましょう。ニューアルバム、素晴らしい出来でした。全ての曲がリード曲になりそうな、捨て曲のなさ。無果汁団は、というか前身のblue marbleも然りですが、捨て曲という概念と無縁の良作揃いで。それでいつつ、前作からそれほど時間が空いていないにもかかわらず制作のスピードが早くて驚きます。
シ:あんまり期間開けると忘れちゃわれるんで。
―――フ:はわわ。。そういう心構え大事。私なんて13年くらい空白でほとんど浦島太郎です。
シ:でも早いのかな?自分だと分からない。もっと早い人いるでしょ。曽我部さんとか笑
―――フ:たしかに笑 でも相対的に考えて、早いと思います!だって手癖で作ってる曲じゃないんですもの!私の「裏切られたい」願望をくすぐってくるメロディラインだったりコード展開だったりがてんこ盛りで。裏メロというか、オブリの音質とか、入り方も不意打ちで切られまくりました。
シ:メンバー3人いるからいいのかも。アレンジしている間に曲を作ってくれる。歌も練習してくれる。
―――フ:なるほど。メンバーそれぞれの役割分担が明瞭ですよね。ショックさんがアレンジと作詞を担当されているわけですが、アレンジャーって一番負担多くないですか?
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編集者:いまトピ編集部