阪神ドラ1、決まりか「故障の多さを危惧する声」も

いよいよ10月23日のドラフト会議が近づいてきたが、これまでの報道によれば、阪神は創価大・立石正広内野手を1位指名の最有力候補にしているという。
立石は2年春に東京新大学リーグ最多記録の5本塁打、打率5割、14打点の好成績で3冠王に輝いた右の強打者で、三塁と複数ポジションをこなし、50メートル走6秒0の逸材。大学日本代表では3年から4番を務めるアマNO・1野手と評価されているとのこと。
すでに広島が13日に12球団トップを切って1位指名を公表。阪神は例年通り他球団の動向などを探りながら本番直前のスカウト会議で最終決定する方針だという。
また、立石を筆頭に、即戦力野手を中心に検討しており、青学大・小田康一郎内野手、明大・小島大河捕手ら強打者もリストアップ。小田は東都大学リーグで3度のベストナインに輝いた左の内野手で、小島は高2年冬に二塁手からコンバートされた「強打の捕手」で、コンタクト能力が高く、長打も打てるという。また50メートル走5秒7の走り屋、愛知学院大・杉山諒外野手も候補に入っていると伝えられたようだ。
立石は複数球団の競合が予想され、重複覚悟でいくのか、別候補に切り替え一本釣りを狙うのか、その決断が注目されるが、虎党からは「投手陣が安定していて佐藤と森下がメジャー志向だから立石君をはじめ打てる若い野手がほしい」「2027年導入のDHを見据えてもスラッガータイプの需要は上がりそう」「立石にいくと見せかけて、実は小島を1本釣りするのではないか」「他球団が獲得する前にエドポロ・ケイン選手(大阪学院大)を獲得して欲しい」「阪神ドラフトは中位~下位の無名の選手がスターになることが醍醐味です」など、さまざまな声が集まったが、おおむね野手の1位指名に異論はないようだという。
立石には故障の多さを危惧する声もあるが、当日、各球団の1位指名がどうなるのか楽しみだと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部