阪神に電撃加入

急転直下、選手生命の危機に晒されることになったようだ。
阪神の梅野隆太郎捕手が11月17日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸1億6000万円から4000万円の大幅ダウンとなる1億2000万円で合意。4年契約が今年で終了した梅野はフリーエージェント権を行使せず、11月10日に残留を決めたのだが、届け出提出締切日直後の11月14日に、日本ハムから伏見寅威捕手がトレードで電撃加入。梅野にとってはまさかの展開となったとのこと。
契約更改後の会見では、力なく
「連覇に向けて自分の役割、活躍する姿、プレーする姿、元気な姿をしっかりと見せていけるようにやっていきたい」
と話すのみだったという。
伏見は35歳、梅野は34歳、坂本は32歳。脂の乗った捕手3人が、ひとつのポジションを争うことになるようだ。
「伏見が入団するならば出場機会を求めてFA宣言し、他球団の評価を聞いてみてもよかった。藤川球児監督は坂本を買っていて、今季の梅野はあくまで2番手扱いでした。5年目の栄枝裕貴が台頭していますし、伏見が入ったことで、来年は梅野にとってさらに厳しい環境になる」(在阪メディア関係者)
今季は坂本が正捕手として117試合、梅野が52試合、栄枝は8試合の出場。
「藤川監督は梅野のリードに苦言を呈することがよくありました。以前は『梅ちゃんバズーカ』と称される送球が武器でしたが、その強肩が衰えています。逆方向への長打が減るなど、打力も落ちました」(前出・在阪メディア関係者)
キャプテンシーが強く、入団5年目で選手会長になったほどの梅野。この大ピンチをどう切り抜けるのかと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部
