2年連続で戦力外通告「素行が良ければ違ったかもしれない」

ソフトバンクから2年連続で戦力外通告を受けた元ドラフト1位右腕・風間球打。ノースアジア大明桜高時代には最速157キロを記録し、2021年のドラフト会議で「高校生BIG3」のひとりとして、将来を嘱望されていたという。
入団時には王貞治会長と同じ背番号1を託され、球団の期待はきわめて大きかったが、プロ入り後は、思うように投げられない日々が続いたようだ。2022年は右肘の張りと右膝の違和感で早々にリハビリ組に入り、そのまま公式戦登板なし。2023年は腰椎分離症を発症し、実戦復帰は非公式戦どまりだったとのこと。
2024年にようやくウエスタン・リーグで公式戦デビューを果たしたものの、オフには戦力構想から外れて育成契約へ。2025年1月には自主トレ中に右手小指を骨折して手術を受けるなど、競争に加わることすら難しい期間が続いたという。
そんな中でも一筋の光が見えたのが、6月21日の4軍戦。大分B-リングス戦で1回無失点に抑えると、降板後には大越基4軍監督に抱き寄せられ、2人で涙を見せていたという。
風間はイップスに苦しんでいたことを明かし、
「キャッチボールですら怖かった。ボールが指にかからない感覚だった」
と振り返った。
プレー以外でも逆風が吹いており、ルーキーイヤーの2022年、交際相手がいながら複数の出会い系アプリで女性とやり取りしていたことが、週刊誌で報じられている。本人は「食事をしただけ」と男女関係を否定するが、故障によるリハビリ中というタイミングもあり、プロ意識を疑問視する声が広がったといい、今回の戦力外通告には「素行が良ければ違ったかもしれない」との意見は少なくないと「アサ芸プラス」が報じている。
編集者:いまトピ編集部

プロバイダならOCN