現役引退を表明、今季世界最高に「浅田真央さんに並ぶ」

今シーズンのフィギュアスケート女子は、新旧のヒロインたちが激しくせめぎ合っている。
グランプリ(GP)シリーズ第4戦のNHK杯は11月8日、大阪府門真市の東和薬品ラクタブドームで女子フリーが行われ、坂本花織がGP9勝目。10月のGP開幕戦で頂点に立ったのは、17歳の新星・中井亜美だった。
「アイスダンス挑戦の紀平梨花は2日の西日本選手権で技術点85点以上出せず、規定によりミラノ・コルティナ五輪出場は完全に消えました」(日本スポーツ協会担当記者)
今季限りでの現役引退を表明している坂本が貫禄の演技を見せたNHK杯だが、この大会の主役は樋口新葉だったのかもしれない。
樋口はショートプログラムで躓き、最終順位は9位。それでも、坂本以上の注目度を集めた理由が興味深い。
元々、美人スケーターとして人気があったが、今季初ステージとなったNHK杯では「別人?」と思うほど“激ヤセ”していた。
「ヤセてキレイになりました。身体がさらにシャープになった分、演技にスピード感も生まれました。ジャンプの着地の際に生じる古傷の足首への負担も軽減されたようです」(同)
しかし、そのジャンプの着地でミスも生じてしまった。
今シーズン苦しんだ右足甲のケガの影響だが、フラついたようにも見えたためかSNSなどの書き込みには「ちゃんとご飯食べているのか?」と心配の声も。
もっとも、ヤセてさらに美人になったことは多くのファンが認めていた。
「優勝した坂本の得点は、今季世界最高です。NHK杯4度の優勝は浅田真央さんに並ぶ歴代2位タイ。NHK杯は不参加だった中井は、女子では数える程度しかできないトリプルアクセルを簡単に決める選手。これに対し、坂本は堅実な演技で加点を稼いでいきます」(関係者)
来年2月のミラノ・コルティナ冬季五輪での新旧対決が楽しみだ。
また24歳の樋口も坂本と同様に、今季限りの現役引退を表明している。
キレイになった樋口には、残りわずかの競技人生で完全燃焼してほしいところだ、と週刊実話WEBが報じた。
編集者:いまトピ編集部
