能登半島地震で断水長期化…注目集まる上下水道管の耐震化、福井なぜ進まない?国交付金の要件に高いハードル
(福井新聞) 2024/04/09 07:36
能登半島地震で被災地の断水が長期化し、上水道管の耐震化が改めて注目されている。福井県内の基幹的水道管の「耐震適合率」は44・2%(2022年度末時点)で、全国平均を1・9ポイント上回っているものの、国が目標とする60%には及ばない。事業費は水道料金に上乗せされるため、事業主体の市町は国の交付金を当てにし工面している。ただ交付金活用のハードルは高く、自治体は要件緩和を訴えている。
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