4勝はメジャートップに並ぶ

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手は26日(日本時間27日)、敵地レッドソックス戦に先発し、6回1/3を投げ1失点の好投でメジャートップに並ぶ今季4勝目を挙げた。デビューから5試合で防御率は0.98。MLB公式が「ファンタスティックなスタート」と伝えたのをはじめ、米国の記者は次々に称賛の言葉を残している。

 今永は3回まで走者を1人も出さない絶好の立ち上がり。3-0とリードした4回、1死からオニールに左翼へ8号ソロを浴びたものの、崩れることなくアウトを重ねた。7回に先頭のダルベッツに内野安打を許し、バルデスを右飛に打ち取ったところで降板。被安打5本、7奪三振、1四球という好投で、防御率を0.98とした。

 MLB公式Xは、今永のこの日の登板で残した数字を列挙し「ショウタ・イマナガ、MLBキャリアのファンタスティックなスタート継続中」と称えた。米イリノイ州地元紙「シカゴ・トリビューン」のカブス番メーガン・モンテムロ記者はXで「ショウタ・イマナガがまたも素晴らしいパフォーマンス」と、好投を続けているのに驚いている。

 さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のカブス担当、サハデフ・シャルマ記者は立ち上がりの安定感に注目。Xで「ショウタ・イマナガがフェンウェイでの最初の3回を簡単に片付ける。一人も塁に出さず4奪三振、わずか32球で終える」とつづった。

 今永は4月1日(同2日)のロッキーズ戦でデビューしてから好投を続けており、4試合目の先発となる20日(同21日)のマーリンズ戦まで自責点がなかった。その試合も6回3失点(自責2)にまとめており、驚異の安定感を見せている。

(THE ANSWER編集部)