中日の高橋周平内野手(30)が17日、出場選手登録を抹消された。中日は同日、同選手について右外側ヒラメ筋損傷と診断されたと発表した。

 今季開幕スタメンに名を連ね、三塁手として全15試合にスタメン出場してきた高橋周だったが、前日16日のヤクルト戦(バンテリン)の5回の守備で三遊間へのゴロをさばいた際にアクシデント発生。脚を引きずるようにしてベンチに下がると、試合後に立浪監督は「しばらくは難しいのかな、と。ちょっと時間がかかりそう」と話していた。

 プロ13年目の高橋周は今季、若手の石川昂らとのポジション争いを勝ち抜くと、ここまで高い守備力だけでなく、打線では主に「3番」で存在感を発揮。打率2割6分6厘でチーム最多の17安打を放っていた。

 高橋周に代わり、ドラフト3位ルーキーの辻本倫太郎内野手(22)=仙台大=がプロ入り初めて出場選手登録された。