●4位:伊藤洋輝

 今や1000万ユーロ(約14億円)を超える市場価値を有する日本人サッカー選手も多く見られるようになった。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月31日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
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生年月日:1999年5月12日
市場価値:2500万ユーロ(約35億円)
所属クラブ:シュトゥットガルト(ドイツ)
23/24リーグ戦成績:18試合0得点2アシスト

 4位にランクインしたのは日本代表DF伊藤洋輝だ。伊藤は2021年夏にシュトゥットガルトでプレーするようになってから右肩上がりに市場価値を伸ばし続けている。3月の更新で昨年12月から300万ユーロ(約4億2000万円)評価額がアップし、現在は2500万ユーロ(約35億円)の金額がつけられている。

 伊藤は現在ブンデスリーガ3位と好調のチームで定位置を確保しており、負傷の影響とアジアカップでの日本代表活動で離脱していた期間を除いて公式戦全試合に出場している。今季は左サイドバックや3センターバックの一角としてプレーし、強度の高い守備やスピード、精度の高いパスでチームを支えている。伊藤が戦線を離れていた期間のクラブの戦績は4勝1分3敗と苦戦を強いられていたことからも、その存在の大きさがうかがえる。

 24歳と年齢もまだ若い伊藤は、ブンデスリーガでもトップレベルのDFに着々と成長しつつある。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)での活躍やさらなるステップアップが叶うならば、ここからさらに価値が上昇していく可能性も大いにあるだろう。

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