●2位:三笘薫

 今や1000万ユーロ(約14億円)を超える市場価値を有する日本人サッカー選手も多く見られるようになった。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月31日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
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生年月日:1997年5月20日
市場価値:4500万ユーロ(約63億円)
所属クラブ:ブライトン(イングランド)
23/24リーグ戦成績:19試合3得点5アシスト

 日本人選手の市場価値ランキングで2位にランクインしたのは三笘薫だ。プレミアリーグで進化し続ける三笘は、今やワールドクラスのドリブラーへと成長を遂げた。

 ブライトンでプレーすることとなった2022/23シーズン開幕前の三笘の市場価値は250万ユーロ(約3億5000万円)であったが、ロベルト・デ・ゼルビ監督のもとで定位置を掴んでからは評価が急上昇していく。突破力抜群の三笘のドリブルはチームの武器となり、昨季はリーグ戦で7ゴール6アシストをマークしてクラブ初の欧州カップ戦出場に貢献した。

 今季も第2節ウルヴァーハンプトン戦で見せた圧巻のゴールシーンに象徴されるように好調を維持してスタートし、2023年10月には市場価値5000万ユーロ(約70億円)と評価されるようになった。

 しかし、次第に疲労の色を見せ始めた三笘はパフォーマンスを低下させていき、12月に左足首を、2月に腰を負傷して欠場も増えると評価額も下がり、現在は4500万ユーロ(約63億円)と最高値から金額を落としてしまうこととなった。今季中の復帰が困難とも言われている三笘は、評価額を再び上昇に転じさせることができるか。

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