●1位:久保建英

 今や1000万ユーロ(約14億円)を超える市場価値を有する日本人サッカー選手も多く見られるようになった。彼らの中で最も市場価値が高いのは誰なのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は3月31日時点。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。

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生年月日:2001年6月4日
市場価値:6000万ユーロ(約84億円)
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
23/24リーグ戦成績:22試合7得点3アシスト

 日本人サッカー選手の中で最も高額な市場価値を有しているのは、レアル・ソシエダ所属のMF久保建英だ。久保には6000万ユーロ(約84億円)の評価額がつけられている。

 ビジャレアル、ヘタフェ、マジョルカでの苦しい時を経て、2022年夏にソシエダに加入した際の久保の市場価値は750万ユーロ(約10億5000万円)であった。しかし同クラブではボールを保持するチームスタイルともマッチしたこともあって高いパフォーマンスを発揮しており、市場価値も右肩上がりに上昇し続けている。

 昨季はリーグ戦9得点7アシストをマークしてクラブの10シーズンぶりとなるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献し、今季も9月のリーグ月間MVPに選出されるなど好調を維持している。卓越したドリブルや攻撃センスによって右サイドで違いを作り、味方とも見事な連係を見せてチームの攻撃の中心となっている。初出場となるCLでも大きな存在感を示した。

 久保の市場価値は日本のみならず、韓国代表のキム・ミンジェとソン・フンミンを抑えてアジアでも単独トップの金額となっている。また、現在の評価額は昨年12月に記録されたものであるため、次回の更新でさらに上昇する可能性もあるだろう。

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