イタリアの名門クラブであるユベントスが、来シーズンの監督に現在ボローニャで指揮をとるチアゴ・モッタ監督を迎えるようだ。イタリアメディア『Calciomercato』は、すでにユベントスと同監督の間では大筋合意がなされていると現地時間8日に報じている。

 セリエA31節終了時点で、ユベントスは勝点62の3位につけている。首位のインテルとは勝点が17離れており、リーグタイトルを獲得できる可能性はかなり低い状況だ。

 同メディアは、革新的なアイデアでシーズンを戦い、現時点でリーグ4位と躍進を続けているボローニャのモッタ監督をユベントスがチーム再建のために招聘すると報じた。

「センセーショナルな展開がなければ、現在チームを率いているマッシミリアーノ・アッレグリ監督はシーズンの終わりにユベントスのベンチでその冒険を終えることになる。そして、クラブは戦術的なアイデアとチアゴ・モッタのような若手の活躍で感銘を与えるコーチとともに新しいサイクルを始めたいと考えているようだ」

 同メディアによると、モッタ監督とユベントスはすでに「大筋合意」に至っており、「国内外で非常に人気があるがユベントスとすでに交渉に入っている」と伝えている。また、ボローニャの躍進を支えており若手有望株として注目を集めているDFリッカルド・カラフィオーリとMFルイス・ファーガソンも、モッタ監督の就任によってユベントスに移籍する可能性があると同メディアは報じていた。