◇国内女子下部ステップアップツアー◇大王海運レディスオープン 最終日(27日)◇エリエールGC松山 (愛媛)◇6540yd(パー72)

20歳の都玲華(みやこ・れいか)が国内女子下部ツアー史上6人目のアマチュア優勝を達成した。後続と2打差の首位から出て、出だしボギーなどで序盤にトップを譲る場面があったが、7バーディ、2ボギーの「67」で通算16アンダーとし、逃げ切った。

都は徳島県出身。アマチュアでツアー13試合に出場し、2023年7月「ミネベアミツミレディス」16位を最高に4試合で予選を通過。プロテストは生光学園高3年の21年から3年連続で最終まで進んだが、一歩及ばなかった。今年は今回の優勝で4度目となる最終テストから挑戦できる権利を得た。

ルーキー稲垣那奈子は4打差5位から出て「64」の猛チャージを見せたが、15アンダーで1打及ばぬ2位。ティーチングプロ資格を持ち、初日トップだった荒木美友は3位に終わった。