29日に小矢部市中心部で開かれる石動曳山(ひきやま)祭を前に、運営する石動曳山連盟は新しいポスターを4年ぶりに作った。

 金色を背景に、市指定有形民俗文化財の豪華な花山車(はなやま)が並ぶデザイン。「絢爛(けんらん)なる十一の花山車 軋音が歴史を刻む」との言葉を添えた。A1判で500枚を用意し、各所で祭りの魅力をPRする。

 今年は山車を持つ11町のうち10町が一斉巡行に参加。住民に不幸が重なった柳町は自町で山車を飾る。新型コロナウイルスや雨天の影響で、一斉巡行ができれば5年ぶりとなる。

 吉田常良会長は能登半島地震を踏まえ「精いっぱいやって元気を届けたい」と意気込んでいる。
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