5月1日の労働者の祭典「メーデー」を前に、連合高知が高知市で大会を開きました。

▼参加者「団結してガンバロー!」

大会には、主催者発表で労働組合や政党など29の組織からおよそ1000人が参加しました。

大会では、連合高知の池澤研吉(いけざわ・けんきち)会長が、「昨年度は大きな賃上げを実現できた」と連合全体の取り組みを評価。一方で急激な物価高騰の中で労働者の暮らしは厳しさが続いているとした上で、「大きな賃上げを単年度で終わらせずに『継続させる』ことが重要」と述べました。

▼連合高知・池澤研吉会長
「上がるのは物価だけではなくて賃金も経済も社会も安定的に上昇していくようなそういった新たなステージを目指さなければなりません」


このほか大会では、能登半島地震の被災者への支援活動の継続や、世界で戦争や紛争が続く中でも人権を守ることを社会に発信していくことなどを盛り込んだ宣言が採択されました。

参加者たちはこの後、高知市中心部で労働改善などを訴えるデモ行進を行いました。