休日明け21日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。

 午前10時現在は休日前の19日と比べて36銭円安ドル高の1ドル=150円61〜62銭。ユーロは1円54銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円63〜70銭。

 日銀は19日、17年ぶりの利上げを決めたが、緩和的な金融環境を続ける方針を示したことで、日米の金利差がすぐには縮まらないとの見方から円を売ってドルを買う動きが優勢となった。

 外為ブローカーは「市場では政府、日銀の為替介入への警戒感が高まっている」と指摘した。