週明け8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=151円台後半で取引された。

 午後5時現在は前週末比54銭円安ドル高の1ドル=151円87〜88銭。ユーロは49銭円安ユーロ高の1ユーロ=164円51〜55銭。

 米労働市場の堅調さが意識され、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測がやや後退。日米金利差の拡大をにらみ、運用に有利なドル買いが優勢だった。

 市場では「円安進行に歯止めをかける政府・日銀による為替介入を警戒し、値動きは限定的だった」(外為ブローカー)との声があった。