絵本を使うゲーム「絵本ビブリオバトル」が4月27日、横手市交流センター・わいわいプラザ(横手市駅前町)のオープンスペースで開かれる。(横手経済新聞)

 参加者が自分の気に入った本を持ち寄り、魅力を紹介し合いながら、コミュニケーションを楽しむ「ビブリオバトル」。「人を通して本を知る。本を通して人を知る」をキャッチコピーに全国に広がる。一般にビジネス書や小説などを使うことが多いところ、横手青年会議所(大町)が、あえて「絵本」を使うイベントを企画した。

 出場者は、公募に応じた小学生から60代までの男女5人。発表時間5分を使い切ることや観客に資料を配布しないことなどのルールを設け、観客が「一番読みたくなった絵本」に投票し、勝者を決める。音楽に乗せて絵本を読み聞かせる「絵本ライブ」や絵本譲渡会も開く。

 横手青年会議所まちづくり委員会委員長の林一輝さんは「子どもに読み聞かせをすると、私自身が子どもの時にはなかった感情になることもあり、絵本の魅力は深いと感じている。親子で参加してもらえる当イベントを、絵本を見直すきっかけにしてほしい」と話す。

 開催時間は13時30分〜15時30分。参加無料。