12日の石川県内は、季節を先取りしたような陽気となり、サクラはちょうど満開で見ごろです。

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高気圧に覆われ、県内は日差しがたっぷりと注がれ各地で初夏を感じる暖かさとなりました。12日の最高気温ははかほくで20.7度と今年最高となったほか、七尾で22.2度、加賀中津原で21.7度、金沢で21.2度と4月下旬から5月中旬並みの陽気でした。

金沢市の卯辰山公園400年の森には270本のソメイヨシノが植えられていて、いまが満開で見ごろを迎えています。

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コーヒーを飲みながらサクラを楽しむ人「ミルでコーヒー豆を挽いてお湯を沸かしてドリップして最高ですね。ひなたぼっこに最高です」

また、ひとときの気分転換に桜を楽しむ人の姿も。

珠洲からの避難者「(珠洲から)こちらに避難してるんですよ。自宅も入られんね。そういうことを考えるとしゅんとなるが、一時でもね。いつになったら帰れるかわからんけど気分転換もしたり話したりしてやっていかないと」

山あいに咲き誇る桜をバックに結婚式の前撮りをするカップルも。

結婚の前撮りをするカップルも


前撮りをするカップル「ここか兼六園か。兼六園は人が多いかと思ってここやと。ちょうど人も多すぎずとてもいい前撮りできたと思う」

2人の門出を祝うかのように咲き誇る400年の森のソメイヨシノは、週末いっぱい楽しめそうです。

また、金沢城・兼六園管理事務所は、サクラの満開の状態がまだ続くことから兼六園の無料開園の期間を14日まで延長すると発表しました。期間中は夜のライトアップも引き続き行われます。