新宿区が民間の人材に区の業務を支援してもらう実証実験を行い、4月22日に区役所で報告会が行われました。区長は「大きな経験になった」と評価しています。

民間人材を活用する実証実験は昨年度、区の情報発信力の強化や職員の負担軽減を目的に行われました。

新宿区では、去年11月から民間のデザインアドバイザー2人を登用し、区の職員が作成したチラシを分かりやすく修正する業務などを依頼したということです。

デザインアドバイザー 星野さん:「発注してもらい私の方でデザイン作るのでなく、職員がスキルを身に着けてもらう視点でやっていた。区にいい影響あればありがたい」

吉住区長:「パっと目に入ってメッセージが伝わって「気になるな」となったのは良かった。専門家のアドバイスをいただけたことは大きな経験になった」

区は今後も幅広い分野で民間人材の活用を検討していきたいとしています。