「フライトナースになりたい」定時制から全日制へ　長崎県央看護学校1期生が入学

定時制から全日制へ今年度新たなスタートを切った長崎県央看護学校で4日、1期生の入学式が行われました。

諫早医師会が運営する長崎県央看護学校。これまで2年課程の「准看護科」とさらに3年間働きながら通う昼間定時制の「看護科」がありました。

しかし少子化による定員割れを受け准看護科はなくし、正看護師を養成する看護科は今年度から高校卒業資格で受験できる「全日制」に変更しました。

新入生宣誓　松尾優里さん：
「様々な方と協力できる看護師になれるよう日々努力する事をここに誓います」

1期生は10代から30代の40人。全員、県内出身者です。

新入生（18）：
「高校の時に病院（実習）に行って看護師になりたいと思いました」

新入生（18）：
「最終的にフライトナースになりたいから、それを目指して頑張りたい」
※フライトナース＝ドクターヘリにフライトドクターと搭乗する看護師

毎年8割の卒業生が長崎県内の医療現場に就職する長崎県央看護学校。地域医療を守っていくための選択と集中を経た新たなスタートです。