梅毒の感染者が過去最多を更新するペースで増加していることから、長崎県医師会は「梅毒感染拡大警報」を発表し、積極的な検査を呼びかけています。

梅毒は主に性的接触でうつる感染症で、全身に発疹が出るほか、数年間処置を行わないと脳や心臓に重大な合併症を起こす恐れがあります。

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県内では去年1年間に過去最多となる147人の感染が確認されていて、今年も先月27日までに34人と去年と同じペースで感染が報告されています。

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これを受け県医師会は「梅毒感染拡大警報」を発表し、梅毒の早期発見や積極的な検査を呼びかけています。

梅毒の検査は各保健所で事前予約の上、無料で受けられるほか、全ての医療機関で有料で検査をすることができます。