<Krush:160大会>◇28日◇東京・後楽園ホール

立ち技打撃格闘技のKrushは「Krush160」を開催し、最後の4試合は、Krushスーパーライト級(−65キロ)選抜4人対、兄貴分ともいえるK−1の同級選抜4人で対抗戦が行われた。

誰と誰が対戦するかは、この日まで決まっておらず、リング上に置かれた綱を両側から引いて相手が決められた。綱は中央で絡まった状態で置かれ、その上からシートがかぶせられており、見ただけではどの綱がどこにつながっているのか分からないようにされていた。

この綱引き抽選で決まったカード、そして試合の結果は次の通りとなった。

▼第5試合 K−1×Krushスーパーライト級4対4マッチ<1>3分3R延長1R

○ジン・シジュン(韓国) 1RKO ×FUMIYA(E×F)

▼第6試合 同<2>

○佐々木大蔵(K−1 GYM SAGAMI−ONO KREST) 1RKO ×寺島輝(TANG TANG FIGHT CLUB)

▼第7試合 同<3>

○稲垣柊(K−1ジム大宮チームレオン) 判定3−0 ×林健太(FLYSKY GYM/Tmile Gym)

▼第8試合 同<4>

○ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム) 判定3−0 ×塚本拓真(K−1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)

対抗戦の結果はシジュン、佐々木、ゴンナパーが勝利したK−1側が3勝1敗で上回り、実力を示した。

ただシジュンに関しては公式計量で契約体重(−65キロ)を250グラムオーバー。シジュン側、とKrush選抜選手側で協議し、次の条件で試合が行われていた。

<1>シジュンが1Rを減点1から開始する。

<2>グローブハンディとして、Krush選抜選手8オンス、シジュン10オンスのグローブを使用する(本来は双方とも8オンス)。

<3>シジュンはファイトマネーから20%減額。