駅の無人化をテーマにした舞台が、7日大分市で上演されました。

「キャー!!」「線路に落ちるところやった」

大分市で活動する「劇団不二野座」が無人駅について考えるきっかけにしてもらおうと初めて上演しました。

およそ40年前に無人駅となったJR豊肥線の竹中駅を舞台に、目の不自由な高齢女性と駅を訪れた人とのやりとりを通じて不便さや危険性を訴えました。

また、津久見駅で視覚に障害があった女性が列車にはねられ死亡したおととしの事故も表現されました。

「劇団不二野座」は「これ以上、無人駅を増やさず誰もが安心して移動できる社会になってほしい」と話しています。