シンガー・ソングライターの眉村ちあきが26日、都内で行われた「映画『ハードボイルド・レシピ』初日舞台あいさつ」に登壇。25日に所属レコード会社の公式X(旧ツイッター)を通して、声帯嚢胞の切除手術と療養のため、5月8日から活動休止することを報告した後、初の公の場となった。

 映画『ハードボイルド・レシピ』は、悪党専門のボディガードの少女が主人公のサスペンス・アクション。眉村は主演、エグゼクティブ・プロデューサー、音楽を務めている。

 この舞台あいさつのMCを、以前眉村とアイドル番組で共演したことをきっかけに仲良くなったというお笑い芸人の岡野陽一が担当。岡野は「眉村ちゃんが“エグゼクティブ・プロデューサー”になると思わなかったよ」話すと、眉村も「そうね(笑)。こんなところで再会すると思わなかった」と久しぶりの再会を喜んだ。

 岡野が「“エグゼクティブ・プロデューサー”って何なの?」と聞くと、眉村は小声で「お金を出す人」と返答。「じゃあ結構出した?」と続けて聞くと「具体的な金額はあれだけど、結構かけた」と話すなど、息の合ったやりとりに会場は爆笑。

 眉村は「弊社で(映画を)作らせてもらったんで。(そもそも映画を作るために会社を作ったわけではないんだけど)会社の一員のなかに松浦監督がいて」と続けると、岡野は「監督は会社の方なんですか?」と質問。松浦本(まつうら・はじめ)監督は「そうなんです。眉村からお給料をもらっているという(笑)」と返答すると、岡野は「えー」とまさかの事実に驚いた様子だった。

 その後、眉村はじめ、共演者が撮影でのエピソードを披露。最後には眉村が「あらためて、初日に来てくれてありがとうございました。初日で、たくさんSNSで発信していただいて、いろんな場所で公開できるようになれたらと思いまので、ご協力をお願いします。今日はありがとうございました」とあいさつ。活動休止については、言及しなかった。

 舞台あいさつには、同作で眉村と共演した藤本ルナ、木村知貴、長尾卓磨も登壇した。