[モスクワ 6日 ロイター] - ウクライナの無人機(ドローン)2機が6日、ロシア西部クルスク州の鉄鉱石工場を攻撃した。州当局者と工場関係者が明らかにした。負傷者はなく、工場は通常通り稼働しているという。

スタロボイト知事によると、攻撃を受けたのは資源・鉄鋼大手メタロインベスト傘下のミハイロフスキーGOKの工場。

メッセージアプリ「テレグラム」のチャンネルに投稿された未確認動画には、被害を受けた工場と黒鉛が立ち上る様子が映っていた。

メタロインベストは声明で「ジェレズノゴルスキー地区でのドローン攻撃により、ミハイロフスキー採掘・加工工場の燃料・潤滑油倉庫の燃料タンクが炎上した」と説明。「死傷者はなく、現在は消火のために必要な措置が取られている」とし、工場は通常通り稼動していると明らかにした。

ジェレズノゴルスキー地区はウクライナ国境から約90キロ。ミハイロフスキーGOKはロシア最大の鉄鉱石採掘・加工施設の 一つ。