園児に紙芝居の読み聞かせをする山口祥義知事(左)=多久市のあおいとりこども園
5月5日の「こどもの日」を前に、山口祥義知事が10日、多久市の「あおいとりこども園」(川原田知章園長、121人)で保育士の仕事を体験し、園児とこいのぼりを掲揚した。
園児たちから「やまぐちせんせい」という大きな声で迎えられた山口知事は、エプロン姿で年長児のクラスへ。園児の出欠確認をした後、ラジオ体操や紙芝居の読み聞かせで交流した。
園庭では、県の子育て応援キャラクター「さがっぴぃ」も一緒にこいのぼりを揚げた。園児たちはお礼に、園歌など2曲を大きな声で歌ってプレゼントした。
山口知事は「すべての子どもたちに寄り添いながら保育をやっていくのは大切で大変。保育士の皆さんをサポートしていきたい」と話した。山口知事は毎年、この時期に県内の認定こども園や幼稚園などを訪問している。(古川浩司)