いったい前政権での冷遇は何だったのか。“一発回答”に有力メディアも感服している。

 3月30日に開催されたセリエAの第30節で、鎌田大地が所属するラツィオがユベントスとホームで対戦。後半アディショナルタイムにアダム・マルシッチが決勝ゴールを叩き込み、1−0で劇的な勝利を飾っている。

 イゴール・トゥドール新監督の初陣となったこの一戦で、辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の下では満足な出場時間を与えられなかった鎌田は実に11試合ぶりの先発出場。ダブルボランチの一角でよくボールに絡み、豊富な運動量で動き回って攻守に奮闘した。
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 イタリアの大手紙『Corriere dello Sport』は採点記事で「7点」の高評価をし、こう寸評を添えている。

「ミッドフィールダー兼プレーメーカー、別人のカマダだ。ヒラと同じく(チーム最高の)97タッチ。組み立て、推進力、真のサムライだ。デュエル、タックル、上下のリカバリー、ザッカーニへのロングパス」

 多岐に渡る貢献に賛辞を贈っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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