卓球の「ITTFワールドカップ2024」が15日にマカオで開幕。世界ランキング14位の平野美宇(木下グループ)はグループステージ初戦でジョセリン・ラム(ニュージーランド)と対戦。4ー0で勝利した。

■立ち上がりから圧倒

グループ14に入った平野は、前日に24歳の誕生日を迎えたなかで初戦を迎えた。

第1ゲーム立ち上がりから平野が主導権を握り押し込む。巻き込みサーブに強烈なバックハンドを中心とした組み立てで相手を圧倒し、11−2で好スタートを切る。

第2ゲームもサービスからポイントを重ねると、ラリー戦でも優位に立ち11−5で連取。続く第3ゲームは圧巻の10連続ポイントでゲームポイントを迎えると、最後も奪い11−0で王手をかける。

第4ゲーム序盤にラムが指を切り、メディカルタイムアウトを取るアクシデント。中断明けも平野の流れは変わらず、サービスからの力強いラリーでポイントを重ねる。そして、2ゲーム連続11−0で、ストレート勝ちを収めた。