現地11日にアメリカ/テキサス州ダラスで開催されたダラス・オープンで決勝が行われ、トミー・ポール(アメリカ)が同郷のマルコス・ヒロンを7-6(3),5-7,6-3で破り、トロフィーを獲得した。

26歳のポールにとって、2021年のストックホルム大会以来となる2度目のATPツアータイトルとなった。

ATPによると、ポールは「信じられないほど素晴らしい試合だった。僕のキャリアの中で最高の決勝戦だ」とコメント。

また「マルコス、今週はずっと君に注目していた。君は素晴らしいプレイをしていた。君のプレイを見るのはすごく楽しかったし、クールだった。君と君のチームのことはよく知っている。君が先日話したように、僕たちはチャレンジャーズでも対戦したから、このツアーイベントの決勝で対戦できるのは本当に素晴らしいことだ。これからも続け、このような試合をもっと経験して前に進みたい。本当に素晴らしい試合だった」と続けた。

一進一退となった試合は、ポールが最終セットでブレイクに成功すると、そのアドバンテージを最後まで手放さなかった。ポールは優勝が決めた後にガールフレンドの方を振り向くと、笑顔でガッツポーズを見せた。

ポールはこの勝利により、Pepperstone ATPランキングで14位に浮上する。

一方、敗れたヒロンは「負けるのは最悪だが、君以上に対戦したい選手はいない。全力を尽くしたから後悔はない。来年戻ってくるよ」と語った。

(コメント引用元:https://www.atptour.com/en/news/paul-giron-dallas-2024-final)