大谷翔平（ロサンゼルス・ドジャース）の活躍の裏には、家族の存在が大きいようだ。現地４月８日のミネソタ・ツインズ戦前に会見を行なった大谷は、困難な状況でも寄り添ってくれる妻・真美子氏や愛犬・デコピンに謝意を表した。

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　これまで公私共にサポートしてくれた元通訳の水原一平氏が先月20日、違法賭博疑惑に関連してチームを解雇。二人三脚で歩んできたはずの相棒に裏切られ、開幕早々に環境がガラリと変わったのだ。

　その変化について記者から問われた大谷は、「まだ数週間で、今は遠征に来ているので、特にホテルで何かするということもないですし、今のところは自分で球場に来て練習したり。もちろんチームの皆さんのサポートもありますし、コーチ陣、フロントのサポートも凄く感じているので、凄くありがたいなと感じています」とコメント。

　３日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦で初アーチを見せるまで苦戦していたように見えたものの、ようやく本来の打棒を取り戻した背番号17。「野球をやる時にそのことは考えていないですし、やってきた技術は基本的には変わらないと思う。それを信じてグラウンドの中で100％表現するのが僕の仕事なので、グラウンドの外で何があっても変わらないと思います」と試合に集中していると話す。
 　そして「基本的な生活リズムは変わっていないです。今日もですけど、ギリギリまで寝て（球場に）来る感じなので、基本的にはあまり変わってないです。ここ数週間色々あったので、隣に誰かいるかどうかはだいぶ違うなと思いますし、そういう意味ではいてくれて良かったと思うことはあったかなと思います」と愛犬デコピンや真美子夫人の存在に感謝した。

　新たな家族とともに辛い時期を乗り越えようとする大谷。そんな彼の会見をチェックしたファンは、「真美子さんやデコピンがいてくれて本当によかった！」「最高の夫婦だ〜」「︎心の支えは真美子さんにしか出来ん」「絶対的な味方がそばにいてくれるって最強だよ」「ずっとおしどり夫婦でいてほしい」「絶妙なタイミングで結婚したなあ」などとネット上にコメントを寄せ、安堵した様子を見せている。

　この日は５打数３安打、１本塁打、２二塁打、２得点と驚異的な記録を残した昨季MVPスター。家族の支えがあり打率.345、OPS1.056と急速に上げてきている。

構成●THE DIGEST編集部

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