現地4月16日に行なわれたワシントン・ナショナルズ戦を終え、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)の得点圏打率は「.053」に低迷している。

 先月20日のパドレスとの開幕戦8回2死一、二塁の場面で左前適時打を放った大谷だが、それ以降、チャンスの場面で打席が回ってきても快音は響かず。この日も走者が得点圏にいる3打席全てで初球打ちも、二ゴロ、二ゴロ、中飛と苦しんだ。

【動画】非得点圏では強い!レフト前へ運ぶ大谷の“技ありヒット”

 しかし開幕から20試合を消化したばかり。得点圏では19打数1安打と、いまだサンプルが少ないのも事実だ。ゆえに理想の数字からかけ離れるのも無理はない。それでも昨シーズンMVPに輝いたスターだけに、関係者やファンの期待値は高く、チャンスの場面での勝負強い打撃が望まれている。

 ここぞという場面で打てずに苦戦する大谷に、デーブ・ロバーツ監督は愛のムチを振るった。「ショウヘイはアグレッシブな打者である。でも、もう少しうまくカウントを整えていく必要がある」と冷静に分析し、以下のように続けた。

「得点圏にランナーがいる場面では、超アグレッシブになってしまっている。だから、ちょっと落ち着かないといけない。投手にボールを投げさせるように対処しないといけないね」
  指揮官が送った的確な助言にファンは、「至極まっとうな指導ですね」「さすが名将ロバーツ監督!」「ようやくまともなボスに巡り合えた」「DHとしてチームに点をもたらすという働きをロバーツ監督もチームも期待してるんだろうな」「プレッシャーと焦りを感じる」「上位打線の一角を担う選手として問題だと思う」と同意を示す。

 はたして、指揮官の思いは大谷に届いただろうか...。現地17日にはナショナルズ戦のカード第3戦が行なわれる。

構成●THE DIGEST編集部

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