ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地4月17日、本拠地でのワシントン・ナショナルズ戦に2番・指名打者で先発出場。チームは0-2で敗れたものの、大谷は4打数3安打の猛打賞の大当たりだった。前日にはデーブ・ロバーツ監督から、「もっと相手投手に球を投げ続けさせなければいけない」と、初球打ちでの凡退が続いたバッティングを窘められたが、この日は指揮官のアドバイス通り、初球打ちはなく2球目以降を叩いて3本の単打をマークした。

【PHOTO】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も しかし、大谷のバッティング傾向では、”初球打ち”でもいい結果が生まれているのは事実のようだ。米国人ジャーナリストのハワード・コール氏は自身のXにおいて、「ショウヘイ・オオタニは初球ヒッティングの生涯成績が打率.402/出塁率.410/長打率.852です」と意外な事実をポスト。MLB公式データサイト『Baseball Savant』においても確認できるが、今季も初球の打率は.462、OPSも1.385と驚異的な高さを示している。今季に関してはサンプル数が極めて少ないが、生涯成績をみれば初球打ちが決して悪い結果ばかりをもたらすわけではないのは一目瞭然だろう。

 同氏のXで、このデータを目にしたフォロワーからは、「これをロバーツに教えてください!」「初球を打つなは間違いかも」「初球から振るのはまちがってないよね、得点圏に弱いだけで(たぶん力む)」「これからはドジャース監督のアンチになるつもりです」などとコメントが寄せられた。

 ただし、先述のようにナショナルズ戦では、ロバーツ監督の助言通りにいずれも2球目以降を打って3安打と結果を残した大谷。果たして、今後は打席でどのようなバッティングをみせるのか興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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