負けられない戦いで違いを作った

アーセナルはプレミアリーグ第34節でウォルバーハンプトン・ワンダラーズと対戦し2-0で勝利を収めた。試合後、監督のミケル・アルテタは45分にゴールを決めたレアンドロ・トロサールを称賛した。

トロサールは今季、アーセナルで公式戦14ゴールを挙げており、この得点数はチームで2番目に多い数字となっている。アルテタは昨季の1月から加入してきたトロサールを172cm、65kgと小柄ながら、その技術の多彩さと得点能力の高さから「小さな魔術師」と呼び絶賛している。

「トロサールは素晴らしい選手だ。彼は小さな魔術師だ。落ち着いていて、冷静で、様々なポジションでプレイできる」

「彼がチームにいることは、ただただ嬉しい。先制点のタイミングも本当に助かったと思う。本当に嬉しい」

また、元アーセナルのスターであるセオ・ウォルコット氏は『Sky Sports』に対してトロサールについて次のように語った。

「彼は頼りになる選手だ。彼は違いを生み出せる。彼は大事な場面でビッグゴールを決めるし、そういう状況で信頼されている。私にとって彼は素晴らしい選手だ」

プレミアリーグは現在、アーセナルとリヴァプールが勝点74、マンチェスター・シティが消化試合数が1試合少ない状態で勝点73となっている。シーズンも大詰めとなっていく中で未だ混戦模様のプレミアリーグだが、アーセナルがライバルを一歩出し抜くにはトロサールのような違いを作れる選手が重要な存在となってくるだろう。