チェルシー戦でも躍動

24日に行われたチェルシー戦で5-0と完勝を収めたアーセナル。攻撃陣が自由自在に動いていたが、そのアタッカー陣を中盤からコントロールするのがMFマルティン・ウーデゴーだ。

ウーデゴーはここまでプレミアリーグで8アシストを記録しているが、ウーデゴーの影響力は単純なアシスト数だけでは語れない。アシストはつかずとも、決定機に繋がるチャンスメイク能力が極めて高いのだ。

今回のチェルシー戦でもスルーパスを連発していたが、英『TalkSport』はチャンスメイクの多くのスタッツで欧州5大リーグNo.1の数字を残しているとウーデゴーを絶賛する。

例えばペナルティエリア内でのパス成功数102本は5大リーグで1位、オープンプレイからのチャンスメイク数78回も1位、スルーパス本数34本も1位となっていて、ペナルティエリアへ侵入するブカヨ・サカやカイ・ハフェルツ、レアンドロ・トロサールといった選手にウーデゴーがパスを通すシーンは何度も見られている。

またウーデゴーはチームのキャプテンであり、リーダーシップの部分もアーセナルで大きく成長した。単なるテクニシャンではなく、チームの精神的支柱でもあるのだ。

現在のサッカー界でもトップクラスの攻撃的MFなのは間違いなく、ウーデゴーにボールが入った瞬間にギアが変わるアーセナルの攻撃は見る者を魅了している。