女子プロレス新団体「マリーゴールド」が、いよいよ20日に東京・後楽園ホールで旗揚げする。目玉の一つとして、当日は2本の新ベルトがお披露目されることがわかった。

 既報通り、新団体では赤いベルトに位置づけられる団体最高峰王座「マリーゴールド・ワールド王座」と、白いベルトこと「マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル(UN)王座」、タッグ王座の「マリーゴールド・ツインスター王座」、55キロ以下の軽量級の選手のみ挑戦できる「マリーゴールド・スーパーフライ級王座」の4大王座が新設される。 

 ロッシー小川代表(67)は海外で制作中だった赤と白のベルト2本が19日にまでに届いたことを明かし、「かつてないグレードの高いベルトができ上がりました。きらびやかですよ。旗揚げ戦の日にみなさんにもお披露目します」と語った。

 特に注目を集めているのがUN王座だ。1971年に男子のUNヘビー級王座を日本人で初めて巻いたのがアントニオ猪木で、歴史と由緒ある「UN」のタイトル名が女子プロ界で復活する。

 旗揚げ戦では全6試合が行われ、メインではジュリア、林下詩美組がSareee、ボジラ組と対戦する。小川代表は「演出だったりが、これが後楽園規模なの?と思えるような大会になると思います。やるべきことはやったかなと。これからが始まりなので、肩の力を抜いて臨みたいですね。とにかく最後まで見逃さないでほしいと思います」と呼びかけ、興行の成功を約束した。