青森県横浜町で5日、菜の花ウオークが開かれ、県内外から参加した74人が、ほぼ満開となった菜の花畑などを巡りながらウオーキングを楽しんだ。

 同町菜の花ウオーキングクラブ(長谷川博巳会長)が主催し、同町大豆田(まめだ)地区の自然体験ランド「自然苑(じねんえん)」を発着する5キロと8キロの2コースで実施した。

 開会式で、長谷川会長が「菜の花の香りと陸奥湾の潮風を感じながら、完歩を目指して」とあいさつ。「いたやなぎ歩こう会」(板柳町)の長内賢祐さん(56)の「完歩するぞ!」のかけ声に、全員で「オー」と気勢を上げた。

 参加者はそれぞれのペースで軽やかに歩き、咲き誇る菜の花を撮影したり、釜臥山や陸奥湾、発電用の風車などが広がる風景を楽しんだりした。七戸町の塚尾福子さん(73)は「初めて参加した。天気も良くて、心地よく歩けた」と話した。

 終了後は近くのトラベルプラザ・サンシャインに移動し、昼食や抽選会などで交流した。