米沢市に住む高齢者夫婦の乗った普通乗用車が、高速道路の分岐点に衝突した。この事故で、病院に搬送された妻が死亡した。

15日の午後0時すぎ、山形県米沢市万世町地内で事故はおきた。

東北中央自動車道の上り線(南陽方面から福島方面)を走っていた夫(77歳)が運転する普通乗用車が、米沢八幡原インターチェンジの出口との分岐点に設置されたクッションドラムと呼ばれる緩衝材とガードレールに衝突した。

現場を通りかかった車に乗った人が通報した。

この事故で、乗用車を運転していた夫が内蔵損傷の重傷、同乗していた妻(75歳)が骨盤骨折などの重傷を負い病院に搬送されたが、妻は午後8時過ぎに容体が変わり、多臓器不全で死亡が確認された。

現在警察で、事故の原因などを調べている。

春の交通安全県民運動期間中の死亡事故は県内で2件目で、亡くなったのは3人となった。