【Mclimb/Weed】アウトドアを満喫するためのギアと独自のボディ色でトラックを堪能！

2024/04/05 10:06

サーフを始め、スタイリッシュな4WDをカスタムプロデュースする『MClimb/Weed（エムクライム・ウィード）』。元を辿ればハイラックスの派生モデルはハイラックスサーフであるため、国内販売が復活した時点で当然ハイラックスのカスタムにも積極的に参入している。
　現在ウィードがピックアップトラックに対して提案するのは、サスペンション・タイヤ＆ホイール・ボディキット・マフラーという従来のカスタムメニューはもちろん、ベッド部分を本当に使えるようにアレンジすることだ。
　そこで着目したのが、同社が日本国内の正規販売総代理店を務めるルーフトップテントのブランド『iKamper（アイキャンパー）』。これはピックアップとの相性も良いため、機能的に装着できるアイアンキャノピーを新たに開発するに至った。今回のハイラックスが搭載するルーフトップテントは、大人2人が就寝できる『BDV DUO』だが、ほかに大人4人が就寝できる大型テントののSKY CAMP3.0の搭載も可能。これらを取り入れた〝ノマドキャンパー〟スタイルは、まさに豊かなライフスタイルを求めるハイラックスオーナーにこそオススメだ。
　また自社オリジナル設定のボディカラーにチェンジできるのも覚えておいて欲しい。デモカーはスモーキーブルーにペイントしているが、他にもサンドベージュやアーミーグリーンも選択できるため、望み通りのハイラックスに仕上げることができる。このクルマ丸ごとのコンプリート購入のほかに、すでにオーナーであってもアイアンキャノピーやアイキャンパーは単体の購入は可能だ。

せっかく個性的なクルマに乗るのなら、色にもコダワリたい。そんなユーザーのため、ウィードではカラーチェンジにも対応。その塗装技術の高さは、118ページで紹介している185サーフを見ても分かるだろう。またすっきりとしたノーマルのキャラクタ―ラインに変化を与えるため、JAOS フェンダーガーニッシュやaiplexバグガードを追加。

トノカバーと樹脂キャノピーのいいとこどりで、見た目も抜群な新開発のアイアンキャノピー

　トラックらしいスタイルを主張するならトノカバー一択！しかし荷物の積載量を増やしたいし、できれば雨に濡らしたくないなど、セキュリティも重視するユーザーにはキャノピーが良い。でも実はテントも積みたい！と、ハイラックスオーナーの悩みの種は尽きない…。
　それを一挙に解決してくれるのが、アイアンキャノピー。なんといってもスチール素材を採用した強靭さが魅力でカッコイイ！さらに左右から荷物を取り出すことも可能なほか、キャビン側にはトレイが備わり、小物を整理して収納できる。

ピックアップトラックを手に入れたのならば、何はともあれベッドライナーをまず施工しよう。カバータイプはどうしても汚れが溜まってサビの原因となるが、スプレータイプのラプターライナー塗装ならば安心だ。

ウィードではDECKEDの大型ドロアーシステムも取り扱い中。900㎏までの荷物を分割して載せられて、さらに奥の荷物も引き出せて可能性が広がる。

窓にはメッシュスクリーンやキャノピーを装備し、大人2名が就寝できるスペースを誇る。実はブランド初のDIY可能なルーフトップテントであり、まさに自分の城を組み立てることが可能。自分で組み立てるDIY用バラ売りの価格は多少リーズナブル。

iKaMPER BDV(Blue Dot Voyage) DUO

ウィードが正規販売総代理店を務めるiKamperのルーフトップテント『BDV DUO』を搭載。テントの後ろ側のダンパー付きのハードカバーを跳ね上げるだけで、即座に設営完了する構造を採用。大人２人が快適に就寝できる空間は車中泊を始めるには最適なサイズだ（付属のマットレストもすこぶる快適）。薄型であることも魅力で、一般的なルーフトップテントの半分となるわずか17.5cmの厚みを実現。スピーディな設営で気に入った場所に気楽に泊まるというNOMAD CAMP（ノマドキャンプ）スタイルにもマッチする。

デュアル・サイド・マフラー

ピックアップトラックならば、やはり出口に配慮したマフラーを選びたい。オリジナルのデュアルサイドマフラーでスポーティな雰囲気を演出。もちろん走りのレスポンスもアップできる。

Mclimb アストロDC 17インチ

クラシックな雰囲気が漂うウィードオリジナルのホイール・アストロDCもハイラックスにはオススメ。8つの大きな丸穴を組み合わせたシンプルなデザインだが、それゆえ単調にならないよう、リム周辺部に装飾を施して力強さを演出する。外周部から中心に向かって落とし込むDC（＝ディープコンケイブ）デザインは秀逸。そこにBFグッドリッチのAT KO2（LT265/70R17）をコンビ。ワイルドさだけでなく日常の快適性も重視したオールラウンダー的仕様なのだ。