【AUTO REAL】まるでワンサイズコンパクトなJeep！精巧なフェイスアレンジに注目！

2024/04/10 06:33

過去にハマーH2ルックなネイキッドやハスラーをリリースして注目を集めた「リアルスピード」。軽カーカスタムシーンにおいてフェイススワップによるアレンジカスタムは昔から盛んに行われており、ビートル風やVWタイプⅡ、初代ワゴンRをベースにしたアストロルックに加え、現行ジムニーではGクラスにディフェンダー、ブロンコなど、様々な車両をモチーフにデザインされたボディパーツが存在している。
　そんな中、同社がリリースしたのがラングラーをモチーフにしたフェイスキット。ジムニーとラングラーで決定的に異なる上下幅を改善すべく純正フェンダーの延長、そしてバンパー取り付け位置を下げることでトータルバランスを取りながらフェンダー延長部分にウィンカーを配置。さらに6本スロットグリルでアレンジを加えながらスクエアなボディラインをリファインして、ラングラーフェイスを強調する。
　JLラングラーの純正バンパーを連想させるフロントバンパーも相まって、その表情はJKとJLの中間的で、遠くから走ってくる様は一見ラングラーと見間違えるほどに精巧。サイズ感こそワンサイズコンパクトではあるが、2インチリフトアップに加えてタイヤサイズのインチアップでボトムスの重厚感を高めているからか、表情に相応しいバランスも特筆物だ。
　まだ開発段階ではあるがリアテールレンズも急ピッチで製品化を目指しており、完成すればより濃厚なラングラー風のジムニーを楽しめる事となるだろう。

本来ヘッドライトとウィンカーが並列レイアウトとなるジムニーのグリルを一変。7インチ汎用でLEDやプロジェクターなど市販のヘッドライトでアレンジが可能なオリジナルグリル。上下幅を長くすることで6スロットグリルの長さを確保しつつ、バンパーの取り付け位置を下げて位置関係を補正。ボンネッドはダミーではあるがラングラー同様に留め具でリアリティーを演出。

リアバンパーはストックのままだが、ウインカー＆バックランプ部分をカバー。リアゲートウィンド−にもジープ同様のディカールを装飾。テールは純正テールの内側をカバーして上部にJLラングラー風テール（試作品）をセット。

上下幅がジムニー純正グリルとは大きく異なるため、バンパーが低く取り付けられたことで、下がった分シエラ純正オーバーフェンダーからバンパー部分へのアプローチに隙間が生じる。この部分にウィンカー一体式のフェンダー延長加工を施すことでバランスを整える。

CLリンク製の2インチリフトアップキットで表情に相応しい車格をアピール。純正車高のままでも悪くないが、せっかくのラングラー風カスタムならそれ相応の車高でリアリティーを追求した方が格好いい。履けるタイヤサイズにも余裕が生まれる。

デルタフォースホイールにジオランダーのX-AT（235/70R16）をマウント。本家御用達のボトムスでよりディープにジープな装いを際立たせる。

簡単装着でスタイリッシュなルックスを作り上げる！

簡単装着が可能なエクステリアパーツは、インストール費用がリーズナブルであること、またノーマルに戻すことも簡単というメリットを持つ。貼るだけという手軽さはカスタム初心者にとっても嬉しい。この他、JB64専用設計のシートカバーも用意。10㎜厚の低反発素材を使用した合皮は難燃性であり、防水加工と抗菌・防臭加工を表生地に施している。

フロントグリルガーニッシュは純正グリルの上から貼り付けるだけで完成。フロントバンパーガーニッシュは貼り付けとビスでの固定となる。リアコーナーバンパーガーニッシュは、フロントと同様に貼り付けとビス留めとなる。

サイドシル下部に装着するサイドステップ。ボディ同色とせず、ブラックカラーでもマッチするデザイン。Jimnyロゴとなるブレーキランプステッカーとリアサイドガラスガーニッシュは貼り付けるだけ。

XC、XL（セーフティサポート装着車含む）に装着可能なシートカバーは前後シート用の1台分で29,700円。

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アプローチアングルが有利となるショートタイプのフロントバンパー。アンダーガードとフロントグリルはFRP製で、デザイン重視のものとなる。アフターパーツが充実している7インチのヘッドライトを装着可能にする7インチライトベースキット。この7インチライトベースキットには、個性的なフロントマスクを演出するアイラインを備えた7インチライトアイラインキットも用意している。デパーチャーアングルを稼ぐと同時に、デフ、ショック、スプリングなどが目立つようになる、ショートタイプのリアバンパー。