【プレミアリーグ】ブライトン0−3アーセナル(日本時間4月7日/アメックス・スタジアム)

【映像】冨安健洋、素早い動きでクロスを完全シャットアウトした瞬間

 冨安健洋が“クローザー”としての役割を完璧に遂行してみせた。アーセナルの日本代表DFは、終了間際に自陣深くの1対1で圧巻の対応。このプレーにはファンも「さすがトミー」「トミは神」と絶賛した。

 注目のシーンはアーセナルが3−0のリードで迎えた90+5分だった。アーセナルは、左サイドのサイドチェンジからブライトンFWシモン・アディングラにボールを持たれるが、これに対応したのが冨安健洋だ。ドリブルで向かってくるアディングラと対峙すると、重心を落として動きを見極め、縦に仕掛けてきた瞬間、素早い体重移動による強烈タックルとリーチを生かしたクロス対応でシャットアウト。チームのピンチを救ってみせた。

 このプレーにファンは「トミーいいね」「トミー容赦なし」「さすがトミー」「トミは神」「絶対抜かれないマン」「ここに富がいるってのがすごいなほんと」「残念そこはトミー」「チートやん」「冨安つえー」と数々の絶賛の声を挙げた。

 元日本代表の解説・松井大輔氏が「絶対に抜かれないっていうね」と率直な称賛のコメントを発すると、同・鄭大世氏も「ここに冨安あり」と、その守備力の高さを称えた。

 今季の冨安は、負傷により度々戦列を離れていたが、4月1日のマンチェスター・シティ戦で復帰して以降、リーグ戦3試合連続出場。試合終盤に守備を託される“クローザー”として、アルテタ監督から全幅の信頼を寄せられている。

 試合はアーセナルが3−0で快勝。リーグ優勝に向けて絶対に負けられない試合でクリーンシートを達成した。三笘薫が故障離脱でスタンド観戦するなか、ブライトンを一蹴してみせた。
(ABEMA/プレミアリーグ)