現地時間4月6日に開催されたプレミアリーグ第32節で、冨安健洋を擁する2位アーセナルは、三笘薫が故障離脱中の9位ブライトンと敵地で対戦した。

 序盤から押し込むアーセナルは、33分にブカヨ・サカのPKで先制。後半には62分にカイ・ハバーツが追加点を挙げると、86分にもカウンターで抜け出したレアンドロ・トロサールが決めて3−0で快勝した。

 この一戦に冨安は72分にオレクサンドル・ジンチェンコに代わって途中出場。左サイドバックに入り、持ち前の堅い守備を披露。チームの無失点勝利に貢献している。

 そんな日本人DFに英メディア『The SUN』は、採点記事で「6点」を与えて、「十分に堅実な守備。ジンチェンコよりも信頼できるオプションに見えた」と評した。
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 また、アーセナルの地元メディア『football.london』によると、元アーセナルのテオ・ウォルコット氏は、ブライトンの攻撃に触れつつ、先発したジンチェンコの苦戦を指摘している。

「ブライトンは1対1の局面でジンチェンコを孤立させることに非常に上手く取り組んでいた。(対峙した)シモン・アディングラは、素晴らしいポジションニングを取っていたと言わざるを得ない。

(ハイライトの映像を見ながら)ジンチェンコは1対1で孤立しており、ゴールを背にして対応し、決して快適な状況ではないことが分かる」

 同メディアは「ジンチェンコはファンから高く評価されているが、長期的に見て左サイドバックのポジションを強化する必要があると疑問を抱いている人も少なくない」としている。

 怪我から復帰して以降、直近の3試合は途中出場から左SBで安定したプレーを続けている冨安。スタメンに返り咲く日も遠くないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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