あんこときなこをこよなく愛する3人の目利きが選んだ、お取り寄せしてでも食べたくなるご当地おやつ。毎日ひとつずつ、合計66点の名品の数々を紹介します。

玄米餅の中は、自然栽培小豆をまるごと使ったなめらかな餡。

マクロビオティックを学んだ店主が、体が喜ぶ和菓子を作っている。これは自然栽培の小豆を何も捨てずにまるごと使用。アガベシロップで甘味をつけた餡を、自然栽培玄米のもち米をついた餅生地で包んだ定番。「皮ごと炊いた"なめらか餡"は、甘さもかなり控えめなので、小豆の風味がしっかり感じられます。竹炭入りの玄米餅もしっかりめの生地で、大福として素直においしい」(高)。冷凍で届き、賞味期限は冷凍保存で14日。1 箱10個入り¥4,210。注文は電話、FAX、オンラインショップから。東京都渋谷区上原3‒2‒1 FAX03‒5738‒8050 12:00〜18:00 月火休ほか不定休 


あんこときなこをこよなく愛する、目利き3名。

梅田なお実 Naomi Umeda 和菓子ライフプロデューサー・デザイナー

「毎日が和菓子日和」主宰。幼い頃、母のおはぎに魅せられて以来の筋金入りのあんこ好き。47都道府県のローカル和菓子を訪ね、その魅力を発信するイラストコラム執筆、和菓子と人をつなぐイベントプロデュースなどを行う。

高 由貴子 Yukiko Ko 和菓子ジャーナリスト

スタイリスト、編集者を経たのち、和菓子好きが高じてあんころりん名義で開設したブログが人気となり、『東京いとしの和菓子─あんころりんのおやつめぐり』(ソニー・マガジンズ)発売。至高のおやつは杵つきのつぶ餡豆大福。

畑 主税 Chikara Hata 『髙島屋』和菓子バイヤー

『髙島屋』全店の和菓子売り場を担当し、47都道府県の和菓子店に精通する敏腕バイヤー。名店の若旦那たちが集う恒例イベント「旅する和菓子」が『新宿髙島屋』で2024年2月15日(木)〜19日(月)に開催された。きなこ愛も深し。

illustration : Tomoko Kuboi text : Yoko Fujimori (part of Hata), Yuko Saito (part of Ko), Mutsumi Hidaka (part of Umeda)
※掲載価格はすべて商品価格です。送料は原則的に別途必要になります。

連載一覧はこちら