5月20日、沖縄アリーナで「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022−23」セミファイナルが開催され、琉球ゴールデンキングスが横浜ビー・コルセアーズとの第1戦を迎えた。

 試合が始まると、琉球はジャック・クーリーのペイントアタックや今村佳太の3ポイントシュートなどで順調に得点を伸ばし、スタートダッシュに成功。松脇圭志、渡邉飛勇らベンチメンバーも要所でゴールを奪い、20−11と琉球の9点リードで最初のクォーターを終える。

 第2クォーターは激しい点の取り合いとなり、琉球は松脇の3点弾やジョシュ・ダンカンの速攻レイアップなどで応戦。残り4分からは河村勇輝に3ポイントシュートや“3点プレー”を成功されたが、琉球はセカンドチャンスやフリースローから得点をつなぎ、48−43の5点リードで試合を折り返した。

 一転して、第3クォーターは互いのディフェンスがぶつかり合うロースコアの展開に。琉球は松脇や岸本隆一が要所で3ポイントシュートを炸裂し、終盤にはコー・フリッピンやアレン・ダーラムが得点を挙げる。相手のラストオフェンスも守り切り、63−59と4点を先行して最後のクォーターへ。

 勝負の第4クォーター、琉球はオフェンスリバウンドや堅守からゴールにつなげ、今村や松脇が重要な局面で3点弾をヒット。その後も岸本やダーラム、クーリーがゴールを決めていくと、最後は今村の長距離砲で勝負アリ。最終スコア86−70で琉球が白星をつかんだ。

 ファイナル進出まであと1勝に迫った琉球は、ダーラムが18得点7リバウンド4アシスト、松脇が15得点3リバウンド、今村が13得点3アシストと躍動。一方、第4クォーターでの失速が響いた横浜BCは、チャールズ・ジャクソンが25得点10リバウンド、河村が11得点、デビン・オリバーが6得点11リバウンドを記録している。

■試合結果
琉球ゴールデンキングス 86−70 横浜ビー・コルセアーズ(@沖縄アリーナ)
琉球|20|28|15|23|=86
横浜BC|11|32|16|11|=70

【動画】強烈なタフショットをお見舞いした今村!