ボストン・セルティックスは、4月4日(現地時間3日、日付は以下同)にオクラホマシティ・サンダーを135−100で下し、3連勝を飾った。

 この日はクリスタプス・ポルジンギスがゲームハイの27得点12リバウンド5ブロックに4アシスト、ジェイソン・テイタムが24得点7リバウンド、ジェイレン・ブラウンが23得点7リバウンド4アシスト2ブロックを残すなど、計7選手が2ケタ得点を記録。

 イースタン・カンファレンストップの60勝16敗(勝率78.9パーセント)としたセルティックスは、2位のミルウォーキー・バックス(47勝29敗/勝率61.8パーセント)に13.0ゲーム差、ウェスタン・カンファレンス首位かつリーグ全体で2位につけるミネソタ・ティンバーウルブズ(53勝23敗/勝率69.7パーセント)と7.0ゲーム差をつけたことで、今シーズンをリーグ最高の戦績で終えることが確定した。

 セルティックスがレギュラーシーズンで60勝以上を挙げたのはフランチャイズ史上14度目。これはロサンゼルス・レイカーズ(11度)を上回り、リーグ史上最多の回数で、セルティックスは過去13度のうち7度もNBAファイナルへ駆け上がり、6度リーグ制覇している。

 21日からスタートする今シーズンのタイトル獲得をかけた「NBAプレーオフ2024」で、球団史上18度目の優勝を目指すセルティックスは、ここまで見事なシーズンを送っていると言っていい。

 また、4日を終えた時点で、イースト11位のブルックリン・ネッツ(30勝47敗/勝率39.0パーセント)がポストシーズン進出の可能性が消滅。プレーオフ、そしてイースト第7、8シード獲得をかけたプレーイン・トーナメントへ駒を進める計10チームが決まった。

 現時点でプレーオフ出場決定はセルティックス、プレーイン参戦が決まっているのはシカゴ・ブルズとアトランタ・ホークスのみ。残りの順位に関しては、15日のレギュラーシーズン最終日までもつれる様相となっている。4日終了時点のイーストの順位表は下記のとおり。
※チーム名は略称、%=パーセント、右端の数値は1位とのゲーム差、★=プレーオフ出場決定、*=プレーイン参戦決定

◆■イースタン・カンファレンス順位表(日本時間4日終了時点)

1位.セルティックス★(60勝16敗/勝率78.9%)
2位.バックス(47勝29敗/勝率61.8%):13.0
3位.キャバリアーズ(46勝31敗/勝率59.7%):14.5
4位.マジック(45勝31敗/勝率59.2%):15.0
5位.ニックス(44勝31敗/勝率58.7%):15.5
6位.ヒート(42勝33敗/勝率56.0%):17.5
7位.ペイサーズ(43勝34敗/勝率55.8%):17.5
8位.シクサーズ(41勝35敗/勝率53.9%):19.0
9位.ブルズ*(36勝40敗/勝率47.4%):24.0
10位.ホークス*(36勝40敗/勝率47.4%):24.0

11位.ネッツ(30勝47敗/勝率39.0%):30.5
12位.ラプターズ(23勝53敗/勝率30.3%)37.0
13位.ホーネッツ(18勝58敗/勝率23.7%):42.0
14位.ウィザーズ(15勝62敗/勝率19.5%):45.5
15位.ピストンズ(13勝63敗/勝率17.1%):47.0